仕事を辞めたいのは、辛いからだけじゃない

相場も落ち着いて来たことだし、少し、仕事の話をする。

僕がしきりに仕事を辞めたい、アーリーリタイアしたい、と言っているのは、なにも仕事がただ辛いからという理由だけではない。

家族といる時間を長くしたい、というのも理由の1つだし、年をとる前に、色んな場所へ旅行に行きたいとも思っている。

しかし、

そんなポジティブな理由だけではなく、仕事を続ける上でのリスクも、辞めたい理由の1つだ。

僕の仕事は、半導体関連のエンジニア。

仕事上、高周波プラズマや電磁波を発生する環境の中で作業をしたり、フッ化水素酸を始めとする、超危険な薬品を取り扱ったりする。

妙な色の灯りのクリーンルームで、大きく危ない装置がこれでもかと並んでいる傍で、呼吸の苦しい無塵服を着て、黙々と作業するのだ。それだけで、気が滅入る。

当然、会社は、「従業員の安全と健康には気を遣っていますよ」、というスタンスで、期に一度、産業医を会社に呼んで、特殊作業検診なるものを受けるのだが、この産業医がまた適当なものだ。

歯を見て、心音を聞いただけで、色んなものに蝕まれた体の異常が分かるのだろうか。そして一言、「特に体で変わったことはないですねー?」

バカ野郎、それはこっちが決めることだよ。

ないですねー、でサクッと終わらせるんじゃないよ。まぁ、今のところ、何の症状もないけど。

いつか薬品やプラズマの変異原性で細胞の病気にでもなったら、どうするんだ。

「ちゃんと特殊作業検診受けてたろ?何もなかったろ?仕事は関係ないな。」と言われて終わりなのだろうか。

冗談じゃない。

僕の勤め先は、日本海側の田舎の、さらに山の中の工場だ。基本的に車が無くてはまともに通勤できない。

片道40分、車で通勤するのは、それだけでリスクだ。現に交通事故の報告は一年中後を絶たないし、雪の降る季節ともなると、割と深刻な事故も起こっている。

事故がなくとも、車の減価償却は、ほぼ仕事の為だ。

仕事って、リスクだらけじゃないか…

仕事を辞めたら、保険とか医療費とか、色々減らせるかもね。ただ収入がゼロになるだけじゃない。

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株式投資である程度まとまった財産を築いたら、早期退職の前にワンクッション、危険や責任の少ないアルバイトにでもなるのも、楽しそうだ。社会的にどう思われるかは、知らないが…

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