住宅ローンは余分に借りよう

先日の記事でも書いた通り、僕は現在、家を建てている真っ最中だ。

→エンジニア、家を買う

家を建てるときに避けては通れないのが、住宅ローンの存在だ。これは、大体の方が利用されるのではないかと思う。

今回は、住宅ローンを借りる際に覚えておきたいことを、1つ。

それは、

住宅ローンは家の値段に拘らず、多目に借りたほうが良い場合がある。

ということ。

これは、万人誰でもではなく、以下に当てはまる方に言える事だ。

①今後の人生で自動車ローン等、住宅以外にローンを組む可能性のある人。

②投資をしており、信用買いを行う人や住宅ローン以上の利回りを出す自信がある人。

「住宅ローンも借金!なるべく頭金を貯めて、借りる額は最小限に!」と考えている方は多いと思うが、上に当てはまる人は、

「頭金は最小限に。欲しいだけ借りておけ!」

と言っておきたい。

また、おそらく銀行の多くは、審査額以内ならば、既に支払った頭金に相当する額も貸し付けてくれるはずなので、「持ち出し資金をゼロに」することだって出来る。

さらに言うと、土地や家本体以外にも、「外構工事」「家具・家電購入」などの用途でも、審査額以内であれば貸りられる場合がある。但し、こちらは領収書等の提出を求められる場合もあるので、嘘をついてまで限度額ギリギリまで借りることはやめよう。

あくまで、「持ち出し資金を減らす」ということだ。

(逆に、運用で増やす必要もないくらいに充分なキャッシュがあり、金利を支払ってまでカネを借りるメリットの無い人は、当然ローンなど組まなくて良い。)

上記の理由を、2点に分けて纏めていく。

1. 金利の低さ

今の金利情勢(2018年4月時点)だと、

変動金利なら0.4%程度(2~3年固定)

あの損か得かよく分からないフラット35(全期間固定金利)ですら、現在なら1%強で借りられるところもある。

こんな金利でカネを借りられるなんて、住宅ローン以外に無いと思うんです。

「高額の頭金を支払った挙げ句、さらに毎月の返済で手持ちの現金の余裕が無くなり、車や教育に住宅よりも高い金利のローンを組んだ」

なんてことになってしまっては、何が何やら分からない。

だから、他に金利の高いローンを組むくらいなら、住宅ローンで借りたいだけ借りておけば良いのだ。

また、株式投資で信用買いを行っている方は、迷わず住宅ローンの金を使って、現引きに充てて欲しい。年利3%超の信用取引金利と比べたら、どちらが良いかは明白だ。

住宅ローンで借りたお金を運用して、金利以上のリターンを出せる方も、然り。

2. ローンの残高に対して、税控除を受けられる。

知らない方は覚えておいて欲しい。

住宅ローンが残っていると、残額の1%(最大40万円)の税金が、最大10年間、毎年戻ってくる。(所得税控除。控除しきれない分は、一部住民税から。)

扶養家族や開始時期など、色々な条件により戻ってくる額は異なるが、一例として、

年収600万円の人が3000万円の住宅ローンを借り入れた場合10年間で約250万円程度が戻ってくる。

(細かい計算は割愛。そういうサイトにどうぞ ⇒住宅ローン減税シミュレーション)

また、新築や中古・建て売り・リフォームなどに拘わらず、大体適応される。ケースにより還付期間や金額が異なる場合があるが、ローンを借りるときに銀行の人がしっかり教えてくれるだろう。

但し、これはあくまで「住宅ローン減税」というものなので、当然、自動車や教育ローン、その他のフリーローンなどでは受け取ることが、できない。

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上記の2点より、住宅ローンを借りずに、他の場面で、節税も出来ずに高い金利のローンを組むことが、如何に馬鹿馬鹿しいかが分かる。

「借金」というものに抵抗のある方が多いが、経済活動をする上で、借金は避けて通れないものだと思う。

企業にしても、無借金経営を続けている会社が、必ずしも優れたパフォーマンスを出しているわけではない。

「適切な借り入れを行い、そのカネを最大限生かすのが大切」

これは、企業でも家計でも同じことだと思うのだ。

ちなみに僕は、住宅ローンを借りるタイミングでこの思考に至らず、あまり余分な融資を受けることをせず、少し後悔している。

これから住宅ローンを組む方は、選択肢の一つとして、覚えておいて頂ければと思う。

※記事中の金額などは、現在(2018年4月)の制度におけるものとなっています。金利情勢等により、活用した方がいいかどうかは変わる可能性があります。

ご自分のケースに関しては、必ず最新の情報をご確認ください。

※投資は自己責任で!

以上

気付いたことがあれば、随時追記します。


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